武田薬品は25日、新たな効率化策として、2028年度までに年換算で2000億円以上の費用節減を実施すると発表した。
同施策は、競争力の強化、長期的な成長力の向上、今後数年間にわたる新製品上市の加速を目的としたもの。これにより、同社は次の時代に向けて体制を整える。
変革を通じて、コーポレート機能を合理化し、リーダーシップおよびチームがより患者や顧客に近くなり、また先進技術を活用してプロセスを簡素化することで、効率性をさらに向上させる。
同社では、この効率化により、oveporexton、rusfertide、zasocitinib を含む複数の新製品の上市準備、後期開発パイプラインの推進、ならびに先進技術への戦略的な投資に必要な費用を概ね吸収するとの考えを示している。
これらの取組みの結果として、現時点で2026年度に約1500億円の事業構造再編費用を計上する見込みだ。2026年度の事業構造再編費用については、2025年度通期決算発表時に公表予定の2026年度連結業績予想に反映する予定である。
なお、2027年度および2028年度はこれより低い水準の事業構造再編費用を計上する見込み。個別施策の詳細および実施時期については、今後決定していく。なお、これらの取組みが同社2025年度通期連結業績予想に与える影響は軽微である。
◆ジュリー・キム武田薬品次期CEOのコメント
武田薬品は現在、複数の新製品上市に向けた準備を進めるとともに、パイプラインの価値の最大化に取り組みながら、患者さんの人生をより豊かにするための基盤を構築している。
今回の取り組みは、戦略的なリソース配分の最適化と実行力の一層の強化を図るものである。これにより、長期的な成長と次の時代の成功に向けた基盤をより確かなものにしていく。

