新型コロナ経口治療薬「ゾコーバ」 国内でCOVID-19予防に関する効能追加承認 塩野義製薬

 塩野義製薬は23日、新型コロナ経口治療薬「ゾコーバ」(一般名:エンシトレルビル フマル酸)について、日本におけるCOVID-19の予防に関する効能追加が承認されたと発表した。
 同承認は、グローバルP3相曝露後発症予防試験(SCORPIO-PEP試験)の良好な結果に基づくもの。
 曝露後予防とは、新型コロナ感染者との接触などウイルスに感染した可能性が生じた際に、発症前に抗ウイルス薬を投与することで感染症の発症を防ぐ行為を意味する。
 COVID-19は現在もなお公衆衛生上の重大な課題である。COVID-19の予防においてはワクチン接種が基本とされているが、接種率の低さや接種後の免疫効果が時間の経過とともに減弱する。
 加えて、新たな変異株が出現する可能性を考慮すると、ワクチン接種のみでウイルス感染や発症、重症化を完全に抑制することは困難だ。
 こうした中、COVID-19患者と接触された人に対する抗ウイルス薬の予防投与は、特に重症化リスク因子を有する方で、COVID-19予防における重要な選択肢の一つとなる。

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