日本新薬は18日、Johnson & Johnson(J&J)が同日発売したエンドセリン受容体拮抗薬の肺動脈性肺高血圧症治療剤「オプスミット小児用分散錠」について、J&Jとのコ・プロモーション活動を開始したと発表した。
肺動脈性肺高血圧症(PAH)は、心臓から肺へ血液を送る肺動脈の血圧が何らかの原因で異常に上昇する予後不良の疾患で、原因不明な特発性PAH、遺伝性PAHおよび各種疾患(結合組織病、先天性心疾患等)に伴うPAHなどに分類される。
成人と小児におけるPAHの病態は類似しているが、小児PAHに対して国内で使用可能な薬剤は限られており、新たな治療薬が求められていた。こうした中、J&J は、昨年12月22日、日本で同剤の製造販売承認を取得した。
日本新薬は、難病・希少疾患を重点領域として位置づけており、PAH(肺動脈性肺高血圧症)はその一つだ。現在、成人のPAH治療において、ウプトラビ(セレキシパグ)、オプスミット(マシテンタン)、アドシルカ(タダラフィル)、ならびにユバンシ配合錠(マシテンタン/タダラフィル)を提供している。
今回、小児のPAHにおいても、ウプトラビに加えて同剤が使用可能になることで、同社のPAH治療へのさらなる貢献が期待される。

