6000万株上限に新株式発行による公募増資実施 住友ファーマ

 住友ファーマは2日、新株式発行による公募増資を実施すると発表した。公募増資は、2023年度における多額な損失計上から順調に業績回復している一方で、今後を見据えたさらなる成長に向けた経営体質及び財務体質の強化を目的としたもの。同日付で新株式発行に係る発行登録書を関東財務局に提出した。
 公募増資の具体的な実施時期、発行条件、発行総額および調達資金の使途の詳細等は未定である。発行株式数についても、本日現在未定だが、Boost2028で掲げるオルゴビクス、ジェムテサを中心とした米国でのプロモーション活動による売上収益の拡大や、早期上市を目指して臨床試験を進めているがん2品目(エンゾメニブおよびヌビセルチブ)を筆頭とした次世代の成長エンジンの育成遂行のための必要調達額や同社株式の希薄化等の影響等を考慮して6000万株を上限とする予定だ。
 なお、同公募増資により発行される新株式については、住友化学を販売先としていない。従って、同公募増資の実行により住友化学の住友ファーマに対する議決権比率は低下する見込みにあるが、同社が住友化学の連結子会社である点に変更は生じない見込み。
 また、住友ファーマは、金融機関からの借入債務等につき、住友化学による債務保証を受けていますが、同公募増資の実行時に、借入先金融機関と協議の上、住友化学の債務保証を受けない借入金への借り換えを目指す。

タイトルとURLをコピーしました