

日本BDは16日、BD(Becton, Dickinson and Company)グループ会社のメディコン(本社:大阪市)が非侵襲的排尿ケアシステム「ピュアウィック フレックス 女性用体外式カテーテル」および「ピュアウィック 男性用体外式カテーテル」を新発売したと発表した。
同品は、体内に留置しない非侵襲的な排尿ケアシステムの「ピュアウィック 体外式カテーテル」シリーズとして新たに発売されるもの。
外陰部に装着した同製品に、使用者が自身のタイミングで排尿し、持続的な吸引をかけて尿を収集する体外式カテーテルであり、おむつ等使用時の皮膚環境によって起こる皮膚トラブルの低減や排尿ケアにかかる作業負担の軽減が期待できる。
尿失禁対応としては従来、おむつや尿パッドの適正使用が一般的だが、皮膚が高湿潤状態に長時間さらされると角層バリアが損なわれ、失禁関連皮膚炎(IAD)や褥瘡などの皮膚損傷リスクが上昇することが報告されている。
また、膀胱留置カテーテルによる排尿管理は、膀胱内にカテーテルを長時間にわたり留置するため、尿路感染症(CAUTI)のリスクを増大させることにつながる。
「ピュアウィック体外式カテーテル」は、外陰部に装着し、使用者が自身のタイミングで排尿した後、ピュアウィック採尿システムや、医療施設の壁吸引を用いて、迅速かつ持続的に吸引・採尿する、非侵襲的な排尿ケアの新しい選択肢だ。
膀胱内にカテーテルを留置する必要がないため、尿路感染症のリスク低減に寄与する。加えて、外陰部周囲の皮膚をさらさらに保つことで、皮膚損傷のリスクや不快感を軽減する。また、医療従事者や介護者にとっても、頻繁なおむつ交換に伴う作業担軽減に寄与する。
従来のピュアウィック女性用体外式カテーテルでは、体型によってはカテーテルがフィットしづらいという声があった。今回発売される「ピュアウィック フレックス 女性用体外式カテーテル」は、この課題に対応するため、柔軟性があり、患者の体型に合わせて折り曲げられるので、体のラインにしっかりフィットし、 動いてもずれにくいデザインを採用している。
一方、男性の尿失禁ケアには、おむつやコンドーム式カテーテルを使用することが一般的である。だが、従来のコンドーム式カテーテルは、陰茎サイズの個人差により締め付けの不快感や脱落といった課題があり、代替手段がない。
「ピュアウィック男性用体外式カテーテル」は、皮膚に優しいシリコーン製の装着部を陰部周りに貼付する構造を採用している。そのため締め付けがなく、陰茎サイズに関係なく容易に装着できる。
また、尿漏れを最小限に抑え、内部のウィッキング素材(吸収素材部)が高い吸収力を発揮し、皮膚を湿潤環境から保護する。同品は、24時間装着可能で、交換は1日に1回のみで、従来の排尿ケアに要していた介護者や看護師の業務負担の大幅軽減が期待できる。
さらに、膀胱にカテーテルを留置しない、非侵襲的な吸引式排尿ケアシステムとして、尿路感染症(CAUTI)のリスク低減にも貢献する。
【製品概要】
◆ピュアウィック フレックス 女性用体外式カテーテル 30本/箱
◆ピュアウィック 男性用体外式カテーテル 30本/箱

