
ノボノルディスク ファーマは3日、週1回皮下投与のインスリンアナログ製剤「アウィクリ注 フレックスタッチ 総量700単位」(一般名:インスリン イコデク、遺伝子組換え)を新発売したと発表した。
インスリン治療は、毎日欠かさず皮下注射を行わねばならない。どこへ行くにも手元にインスリンを置いておく必要があり、冷蔵庫に十分なストックを確保し、外出時には持ち運ぶ手間も伴う。
同製剤は、廃棄本数やストック量を減らすことで、糖尿病のある方の負担を軽減し、インスリン治療の継続を後押しする。新製品の特徴は、次の通り。
・世界初の週1回投与インスリン製剤 「アウィクリ注 フレックスタッチ」 に新容量追加
・ 2025年1月に発売された総量300単位規格に続き、今回の700単位規格はより多く充填されているため、使用される方の単位数に合わせて剤型を選択できるようになった。
・在庫、廃棄の削減に貢献
従来の総量300単位規格に比べ、総量700単位規格は1本のペンでより長く治療していただくことが可能である。そのため、冷蔵庫での在庫本数や廃棄本数の削減に貢献する。
・投与の手間を軽減
残量不足によるペンの切り替え回数を減らし、それに伴う注射回数を減少。糖尿病のある方の負担を軽減し、治療継続を後押しする。

