大阪・関西万博 住友館のレガシー “⽣きた遺産”として未来へ⼿渡す 住友グループ

 4 ⽉ 13 ⽇の開幕以来、184 ⽇間にわたり開催された 2025 年⼤阪・関⻄万博が13⽇に閉幕した。住友館にも国内外から数多くの見学者が来館し、「森と⼈との共⽣を考え、未来への希望を抱く」時間を共に過ごした。
 万博閉幕に伴い、住友グループでは、住友館の取組みや、同グループの想いを後世に残すことを⽬的とした「展⽰物やデータ類の保存、レガシー化に向けた具体的な取組み」を公表した。
 今後、“モノ”として残すのではなく、“⽣きた遺産”として未来へ⼿渡すことを使命として、住友館の建材は再活⽤し、展⽰物などの保存を行う。
 展示物は、住友グループ各社および関連施設で保管し、住友グループ各社および関連施設・イベントでの活⽤を検討していく。詳細が決まり次第、各施設、企業からの発表を予定している。
 ⼤阪・関⻄万博への出展にあたって、「住友グループがこれまで培ってきた英知や技術、⼈材を集結させ、住友グループの総合⼒で社会課題に挑む」、「⼈々の⼼を動かし、時代に変化を与え、未来への希望を創出できるような展⽰や、夢のあるエンターテイメントを通じて、みなが集い語れる場をつくる」という想いと決意をもって、準備期間から会期中の184⽇間を駆け抜けてきた。だが、これで終わりではない。
 住友グループでは、この万博で芽吹いた「未来への気づき」や「共創の⼼」を、次世代へと受け継ぐレガシー施策として実施する。これらの施策を通して、2025 年以降も未来の⼦どもたちが住友館の記録や痕跡に触れ、そこから新たな気づきを得て、⾏動を起こすきっかけになることをが期待される。住友館を構成してきた、建材やひとつひとつの展⽰物などには、様々な⼈々の想いと、森から授かったいのちの記憶が宿っている。

 今後、住友館の建材は再活⽤、展⽰物などの保存を行うが、それらをただ“モノ”として残すのではなく、“⽣きた遺産”として未来へ⼿渡すことを使命としている。住友グループとして、万博がきっかけに⽣まれたこれらの“⽣きた遺産”を未来へとつなぎ、過去から未来へ伝承していく。
 展示物は、住友グループ各社および関連施設で保管し、住友グループ各社および関連施設・イベントでの活⽤を検討していく。また、数世紀にわたって継承されてきた住友の森の⽊々を活⽤した住友館の建築材は、植林体験の苗⽊を未来に向けて育む『いのちの森』の看板としても活⽤を予定している。加えて、住友グループ各社それぞれが保有する施設の意匠材としての活⽤や、異なるプロダクトとして再活⽤するプロジェクトの検討を進める。

 「住友グループの数えきれない技術や取組み」をもとに、⼈類が直⾯する共通課題の解決や豊かな未来社会づくりへの想いを込めて創出されたアイデア「ミライのタネ」。会期中の参加者によっておよそ1万件の「ミライのタネ」がつくられ、世界中に公開された。これらのデータは、およそ700 件の「住友グループの技術や取組み」と共に課題解決や豊かな未来社会の実現を⽬指す貴重な記録としてアーカイブ化される。アーカイブ化の準備が整い次第、住友グループ広報委員会が運⽤するWEBサイト内の新設ページとして公開する。

公開の際には、次の住友館公式サイトや住友館公式 SNS での情報発表も予定している。
〇住友館 公式 WEB サイト https://sumitomoexpo.com/
〇住友館 公式 SNS
・X :https://x.com/sumitomoexpo
・Instagram :https://www.instagram.com/sumitomoexpo/
・Facebook : https://www.facebook.com/sumitomopavilion


 

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