新型コロナ感染症リスクの“今”を知る「コロナ情報館」公開および市民公開講座開催 武田薬品

 武田薬品は9日、本年9月17日公開の「今知っておきたい新型コロナウイルス感染症の最新情報」をまとめた同社ウェブサイト「コロナ情報館」に、新規コンテンツを公開したと発表した。
 新規コンテンツは、自身の重症化リスクを確認できる「新型コロナウイルス感染症リスクチェックシート」、予防接種を検討するにあたり、知りたいことを簡単にチェックし、主治医との相談に役立てることのできる「新型コロナワクチン相談カード」の2点。
 また、2025年10月26日11~12時に、高齢者や基礎疾患のある人に対して新型コロナウイルス感染症予防の意義・基本的な知識、医師への相談について、正しい情報を伝えるための市民公開講座をオンラインで開催する。事前登録は不要。
 2023年5月に新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが5類感染症に移行し、感染対策の実施については、個人・事業者の判断が基本となった。新型コロナウイルス感染症パンデミックは収束し、まん延防止のための行動制限は解除されたものの、新型コロナウイルス感染症は、今も暮らしのすぐそばにある感染症である。
 今もなお、新型コロナウイルス感染者の増加や、それに伴う死亡者も認められている。2024年の1年間における新型コロナウイルス感染症による死亡者数は、インフルエンザによる死亡者数の10倍以上である。特に体力や免疫の機能が落ちやすい高齢者にとっては、油断できない「身近なリスク」の一つになった。
 そこで、武田薬品は新型コロナウイルス感染症の症状、感染・重症化のリスク、治療と治療費、発症と重症化を防ぐ健康習慣、ワクチンの最新情報などをまとめたウェブサイト「コロナ情報館」を本年9月17日に公開した。
 本年10月より、65歳以上の方などを対象にワクチンの定期接種が始まったことを受けて、自身や家族の健康管理に関心を持つ人に役立てて貰えるよう、重症化リスクを確認できる「新型コロナウイルス感染症リスクチェックシート」と予防接種を検討するにあたり、知りたいことを簡単にチェックし、主治医との相談に役立てることのできる「新型コロナワクチン相談カード」も、新規コンテンツとして公開した。

 また、2025年10月26日11~12時に、市民公開講座をオンラインで開催する。概要は次の通り。

【テーマ】
今からでも遅くない!新型コロナウイルス感染症と向き合う大切な話
〜 高齢者や基礎疾患のある方へ、最新の情報をわかりやすくお届けします 〜

【開催日時】2025年10月26日(日)11~12時

【開催方法】オンライン配信
【内容】
座長:松本哲哉氏
国際医療福祉大学医学部感染症学講座 代表教授
国際医療福祉大学成田病院感染症制御部 部長
11時~11時半 演題① 「かかりつけ医が伝えたい、コロナの今とこれから」
中浜医院 院長 中浜力氏

11時半~12時 演題②「重症化を防ぐために知っておきたいコロナの話」
聖マリアンナ医科大学 感染症学講座 教授 國島広之氏
【参加方法】
開催日時になったら、次のURLにアクセスする(事前登録は不要)。
http://takeda.info/corona-seminar4

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