
田辺三菱製薬は29日、国内で療養・就学・就労・生活の改善などQOL向上に取り組んでいる難病患者団体およびその支援団体への助成制度「田辺三菱製薬 手のひらパートナープログラム」について、第14期の募集を2025年10月1日より開始すると発表した。同募集は、企業市民活動の一環として実施するもの。
同社は「病と向き合うすべての人に希望ある選択肢を。」をMISSIONとして掲げ、事業活動を展開している。社会には、世界中の製薬会社が提供する医薬品でも治すことのできない難病が未だ多く存在する。田辺三菱製薬は、これら難病に対する新薬の研究開発に取り組むとともに、病気に苦しむ患者やその家族への支援を行うことも重要な使命であると考え、2012年に「田辺三菱製薬 手のひらパートナープログラム」を創設。2013年度より難病患者団体およびその支援団体が行う活動への助成を実施している。助成団体募集の概要は次の通り。
◆募集期間:2025年10月1日(水)~11月28日(金)
2026年4月1日~2027年3月31日に行われる活動
◆助成対象活動:
1、療養環境の向上をめざす活動
2、就学/就労等、社会参加を支援する活動
3、「難病」に対する、一般の人たちの理解や支援を促進する活動
4、「難病」に対する、早期診断医療へのアクセスを促進する活動
5、運営母体の強化(人材育成、会員拡大等)に対する活動
6、その他、「田辺三菱製薬 手のひらパートナープログラム選考委員会」が認めた活動
※団体の年間事業全般に対しての支援は行わない。取り組む課題や企画を絞って申請。
※自団体が過去に採択された事業と同一とみなせる事業を申請する場合は、3回までを限度とする。
◆助成金額:助成総額は1000万円 、1件の助成金額の上限は100万円
◆問い合わせ:
「田辺三菱製薬 手のひらパートナープログラム」事務局
公益社団法人日本フィランソロピー協会内
TEL:03-5205-7580 FAX:03-5205-7585
E-mail:tenohira@philanthropy.or.jp