新規包装ラインと日本独自開発自動デバイス選別機導入

日本イーライリリーは8日、日本国内唯一の自社製品製造拠点の西神工場(兵庫県神戸市)の医薬品供給体制を強化したと発表した。2022年より進めてきた70億円の投資による医薬品供給体制強化を完了したもの。
日本独自に開発したオートインジェクターの検査を行う自動デバイス選別機(Automated Device Sorting Machine 、ADSM)の導入や、品質試験ラボラトリーの改善に加え、新工場棟を建設し本年7月より新規包装ラインの稼働を開始した。
西神工場の医薬品供給体制強化の概要は、次の通り。
①新工場棟建設および新規包装ラインの導入
新工場棟を建設し、新規に包装ラインを導入。自動化とデジタル化を図ることで、効率的にオートインジェクターを中心とした製品の生産能力を増強。
②自動デバイス選別機(ADSM)の開発
1分間で数百本単位のオートインジェクター検査を可能とし、大幅な効率向上を実現。生産性に加えて、日本市場に合わせた品質基準をクリアできるよう、社外のメーカーおよびリリーのグローバルチームと連携して日本独自の設備を開発。
③品質試験ラボラトリーの改善
医薬品の品質管理の質をさらに高めるため、ラボラトリーを刷新するともに分析機器などを導入。
西神工場は、医薬品の需要増加に柔軟に対応できるよう、最新鋭の技術を取り入れた設備投資に加え、多様な社員が自分らしく働けるよう職場環境の醸成を進めてきた。より多くの患者により早く医薬品を提供するため、引き続き西神工場では安定的かつ高品質な医薬品の供給体制を追求していく。
【西神工場の概要】
◆所在地 : 兵庫県神戸市西区高塚台4-3-3 (西神工業団地内)
◆敷地面積 : 23,000 ㎡
◆開設 : 1981年
◆社員数 : 約270名 (2025年7月末時点)
◆業務内容 : リリー製品の分析試験、検査、包装

