盛大に近畿大学薬学部創設70周年祝賀会開催

川﨑氏

 近畿大学薬学部創設70周年記念祝賀会が8月31日、大阪市内のホテルで開催され、職員および卒業生ら330名の参加者が慶事を祝った。
 同薬学部は1954年に近畿大学5つめの学部として創設された。以来、製薬、医療、行政など様々な分野において1万人を超える優秀な卒業生を輩出し、学内外で高い評価を得ている。
 薬学部は、昨年、創立70周年を迎えたが、記念祝賀会は本年の近畿大学創立100周年に併せて今回の開催となった。
 式典では、川﨑直人近畿大学薬学部長・薬友会名誉会長が、「当薬学部は、2006年に6年制の医療薬学科と創薬科学科を設けて実践的な教育を展開し、臨床に強い学生を育成している。国家試験も常にトップレベルを維持しており、大学院では、近大病院と連携して薬剤師の資格を持った研究者を育んでいる」と近年の業績を紹介。
 その上で、「教育・研究において卒業後の進路支援強化をしながら信頼される薬学部であり続けたい」と強調し、「薬学部は、今後も近畿大学の建学の精神である“実学教育”と“人格の陶冶”を通じて、薬学をベースに人類の健康と福祉に貢献できる人材の育成に尽力したい」と抱負を述べた。

松村氏

 松村到近畿大学学長は、「近大薬学部は、創設以来、研究と教育を実践し、数多くの優秀な人材を社会に輩出してきた。私は医学部出身であるが、“医薬連携授業”、“薬学生の早期臨床体験”を医学部で実施している。薬剤師国家試験合格率は非常に高く、研究実績にも秀でたものがある」と報告。
 さらに、「近大薬学部は、学内外で非常に高い評価を得ている」と明言した上で近畿大学創立100周年に言及し、「次の100年も社会に貢献し選ばれる大学であり続けたい」と訴求した。

乾氏

 乾英夫大阪府薬剤師会会長は、祝辞の中で、「近大薬学部が設立された1954年は神武景気が到来し、日本経済が高度成長に差し掛かる時期であった。こうした中、当時の薬学部数は全国で26、薬剤師総数5万2000人程度で、現在の薬学部総数81、薬剤師総数32万人であった」と指摘。
 その上で、「薬学部が希少価値の時代からたゆまぬ努力を重ねて優秀な人材を輩出されてきた伝統を引き継ぎ、次の100年に向けた未来を想像する人材を育成されることに期待したい」と呼びかけた。

森嶋氏

 続いて、森嶋祥之薬友会会長が「70年は、人に例えれば古希に当たる。この節目の年に薬学部の歩みを振り返り、薬学部を発展させて来られた先輩方の功績を称え、卒業生が絆を深めることで薬学部のさらなる発展を祈念したい」と述べ、乾杯の音頭を取った。
    

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