潰瘍性大腸炎治療剤「リアルダ錠」 新企画の600mgを9月8日に新発売 持田製薬

 持田製薬は18日、潰瘍性大腸炎治療剤「リアルダ錠」の新規格である「リアルダ錠600mg」について、8月14日に薬価基準に収載され、9月8日に新発売すると発表した。薬価は、 1錠 96.10円 。
 「リアルダ錠」は、MMXテクノロジーにより、標的部位である大腸に有効成分が送達され、同部位にて持続的に放出されるように設計された 5-アミノサリチル酸製剤である。MMXテクノロジーは、有効成分を大腸へ送達し、持続的に放出することを可能にする DDSだ。活動期・寛解期ともに1日1回経口投与を可能とする。
 持田製薬は、2009年にシャイアー・ファーマシューティカルズ・グループ社よりリアルダ錠を導入して国内開発を進め、2016年より潰瘍性大腸炎治療剤として販売している。
 リアルダ錠600mgは、すでに販売している「リアルダ錠1200mg」より小型で、体重に応じて投与量を柔軟に選択できる製剤として開発されたもの。

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