二親等以内親族が医療従事者の特待生入試制度新設 東京情報大学看護学部

 東京情報大学看護部は、保護者をはじめ二親等以内の親族が医療従事者である者を対象とした「特待生総合型選抜(医療従事者ファミリー入試)」を2026年度入試に新設する。
 医療機関に従事する保護者をきっかけに高い職業意識を持つ生徒を対象とする入試制度は、他大学の看護学部には類を見ない同学独自の入試制度となる。
 大学進学先として看護分野を志望する高校生には、その保護者が看護師等の医療従事者である場合が多く、同学看護学部に入学した学生においても、保護者(特に母親)が現役の看護師等である割合が高い傾向にある。
 これは、保護者が医療機関等で働く様子を幼少期から見聞きする中で、看護師等の仕事の魅力を身近に感じ、保護者を自身の将来の目標(キャリアモデル)として捉えているからと考えられる。
 こうした環境にある学生は、家庭内でのコミュニケーションを通じて、医療機関や看護職の現状や課題について深く理解できる優位性を持っている。また、看護師を志す意思が強固であり、大学入学後も高い修学意欲を維持することから、周囲の学生にも好影響を与えることが期待できる。
 同入試制度は、このような志の高い学生を特待生として採用し、初年次授業料の半額(50万円)を免除することで経済支援を行うことを目的としている。入学者選抜の概要は、次の通り。

◆募集人員:看護学部 看護学科:5名

◆出願資格:
・高等学校(中等教育学校を含む)を2026年3月卒業見込みの者

・二親等以内の親族が医療従事者である者

・同学の特色を理解し、同学を第一志望とする者

◆選抜方法 :書類審査(調査書、志望理由書に関する審査)、面接

◆入試日程
・出願期間:2025年9月17日(水)~10月14日(火)必着
・試験日:2025年10月18日(土)
・合格発表日:2025年11月1日(土)

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