
ロート製薬は9日、瀬木英俊常務が社長に昇格する人事を発表した。6月26日開催の株主総会とその後の取締役会を経て就任する。
瀬木氏は、ロート製薬に入社以来、商品企画、国際事業、事業開発など幅広い重要分野で高い成果を挙げ、開発・生産からマーケティング・販売に至るまで同社のあらゆる事業を統括的に推進してきた。
2011年から2025年3月までの14年間にわたり経営企画部部長を務め、2022年からはCSO(最高戦略責任者)として、経営基盤を確固たるものとし、ロートグループ全体の経営をけん引する卓越した手腕を発揮してきた。
短期的な成果の追求だけでなく、中長期的な視点を持ち、既存事業のさらなる発展から新規事業の開拓に至るまで、経営戦略の立案とその実行において他の追随を許さない指導力を発揮している。
挑戦を恐れない果敢な姿勢、そして社員一人ひとりの可能性を引き出しながら組織全体を活性化させるリーダーシップは、ロート製薬が持続的な成長と革新を遂げるうえで欠かせない原動力となっている。未来を見据えたビジョンと圧倒的な実績を兼ね備え、当社の次なるステージを切り拓く最適かつ不可欠なリーダーとして、代表取締役社長の候補として選任した
瀬木氏は、1985 年4月 日本ヴイックス(現P&Gジャパン) 入社。1997年6月ロート製薬入社。2012 年7月執行役員、2018 年6月取締役、2022年3月チーフストラテジーオフィサー(CSO、現)、2023年6月常務取締役に就任し現在に至る。
