キイトルーダ 頭頸部扁平上皮がん周術期治療で適応追加申請 MSD

 MSDは21日、抗PD-1抗体「キイトルーダ」について、切除可能な局所進行頭頸部扁平上皮がんに対する周術期治療での適応追加承認申請を行ったと発表した。
 今回の適応追加承認申請は、III期またはIVA期の切除可能な局所進行頭頸部扁平上皮がんを対象とした国際共同無作為化非盲検P3試験(KEYNOTE-689試験)データに基づくもの。
 頭頸部がんは、咽頭、喉頭、鼻、副鼻腔および口腔の内部や周辺に発生するがんで、そのほとんどは扁平上皮がんである。国内の頭頸部がんに関しては、口腔・咽頭がんおよび喉頭がんでは2020年には約2万7000人が罹患し、2023年には年間9000人以上が亡くなっている。

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