
ロート製薬は10日、健康経営に優れた上場企業として経済産業省と東京証券取引所が共同で選定する「健康経営銘柄 2025」に10 年ぶり2度目に選定され、「健康経営優良法人認定制度」において「健康経営優良法人(ホワイト500)」に5年連続で認定されたと発表した。
ホワイト500は、制度が開始された2017年から8度目の認定となる。
同社は、創業以来、世界の人々に美と健康に関わる商品やサービスを提供してきた。現在はロートグループ総合経営ビジョン2030「Connect for Well-being」を掲げ、食や再生医療分野にも事業の領域を広げている。また、長きに渡り「健康」に従事する企業として、その基盤を支える社員一人ひとりが心身ともに健康であり、情熱(働きがい・生きがい)をもって日々の仕事に取り組めるように過去からさまざまな取り組みを行ってきた。
2016年には健康経営推進グループを設置し、以後、同グループを中心に各種取り組みを推進しながら、2018年には同社の健康経営の考え方を「健康経営宣言」として制定した。
ウェルビーイングの実現に向けた働き方改革を進めると同時に、「自由闊達な議論や行動を起こせるような組織風土づくりも重要」という考えの下、組織の活性化につながる取り組みも推進している。
また、2022 年にはロートグループ健康保険組合を設立し、グループ会社全体を通して広く健康づくりに取り組んでいる。

近年の取り組み事例としては、①介護と仕事の両立支援(2023 年 12 月~)、②運動習慣の定着と睡眠改善への全社での取り組み(2024 年 5 月)、③眼の健康寿命延伸を目指す眼科健診プログラム「ロートアイドック」(2025 年 2 月~)ーがある。
ロート製薬は、今回の選定を励みとし、さらなる健康経営の推進に努める。また、同社で進めている健康経営をグループ会社にも広げ、社員一人ひとりが心身ともに健康で活き活きと働ける環境づくりを通じて、より一層の企業価値の向上と社会への貢献を目指す。