オリジナル健康アプリ活用したグループ会社のウォーキングイベント開始 ロート製薬

 ロート製薬は20日、オリジナル健康アプリ「W-UP(ワップ)」を立ち上げ、グループ会社への展開を開始したと発表した。同イベントは、 同社グループ全体で健康経営に取り組むことを目的としたもの。
 ロート製薬は、禁煙の推進、睡眠時間の確保、日常的な運動習慣の定着など、健康に関する独自の重点課題を設定し、健康経営に取り組んでいる。
 年間を通してセミナーやイベントなどを実施し、社員一人ひとりが日々の生活を見直してウェルビーイングの実現に向けて自走できるよう努めてきた。
 2022年にはロートグループ健康保険組合を設立し、現在はグループ全体でさらなる健康経営の推進に取り組んでいる。これまで同社で進めてきた健康経営の取り組みをもとに、健康診断の充実と判断基準の統一化など一人ひとりの健康状態を明確にし、それぞれの年齢や健康状態に応じた具体的な予防策・改善策を実施することで、スピード感のある健康支援体制を構築し、社員の健康維持に努めている。
同社ではこれまで健康の土台となる指標の一つとして「1日あたり8000歩・早歩き20 分」を掲げており、日々の取り組みと合わせて「とこチャレ」と称したウォーキングイベントを定期的に開催し、所属単位を中心としたチームで声をかけあって運動習慣の定着とコミュニケーションの活性化、組織の活性化に取り組んできた。
 同指標を達成している社員は未達成者と比較してプレゼンティーイズムが低く、「健康で働き続ける自信がある」と回答した割合が高いなど、運動習慣の定着と健康意識の維持・向上が、健康にいきいきと働くことに影響すると考えられる。
 今回、さらなる運動習慣の定着を図るべく、オリジナル健康アプリ「W-UP」を立ち上げてグループ会社全体へも導入し、20日よりグループ会社の社員を対象に、「W-UP」を通じて参加できるウォーキングイベントを開始した。今後もアプリを活用しながらグループ一丸となって社員の健康維持に取り組んでいく。

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