MeijiSeikaファルマは19日、レプリコンワクチンに関する書籍「私たちは 売りたくない!“危ないワクチン”販売を命じられた製薬会社現役社員の慟哭」(本年9月、方丈社より出版)について、同書の出版された経緯を社内調査し、その結果を公表した。
同調査では、同書籍の執筆に関わった社員は同社社員1名のみで、同書籍の著者として記載されている現役社員グループによる編集チーム「チームK」は存在しないことが判明した。
「チームK」の名称は、新型コロナワクチン接種後に死亡したMeijiSeikaファルマ元社員の氏名に由来するもので、執筆した社員は死亡した社員とは面識および業務上の接点はなかった。同社では、方丈社に対して、同書籍を正確な記載に訂正する要請をしている。
また、執筆した社員は、数年前よりSNS等を通じて新型コロナワクチン接種に反対する動画を複数回に渡り配信していた。加えて、ワクチン接種に反対する人物等とも接点を持ち、過去に同書籍とは別の共同著書も出版していた。
MeijiSeikaファルマは、「同書籍において、“同社社員の多くがレプリコンワクチンを売りたくないと思っている”との記載があるが、多くの社員がレプリコンワクチンを新型コロナ感染症の予防接種に供することについて、誇りを持って取り組んでいる」とのコメントを出している。