ブリストル・マイヤーズ スクイブは4日、がん研究とがん患者支援のためのチャリティイベント「Continent 2 Continent 4 Cancer」(C2C4C)を通じて、総額約2160万円を認定NPO 法人キャンサーネットジャパン(CNJ)に支援金として寄付したと発表した。
C2C4Cは、がん研究の促進と患者支援のため、世界中の有志社員が自転車(ロードバイク)で長距離走行するチャリティ活動である。2014年に米国で始まり、2016年には欧州、2021 年には日本、そして2022 年にはラテンアメリカへと活動を広げている。 「Continent 2 Continent 4 Cancer」は、「大陸から大陸へ、がんを乗り越えるために」の意味で、日本開催4回目となる今年は、10月1日から15 日までの2週間開催された。
日本の社員を含む約60名のブリストル マイヤーズ スクイブ社員が5チームに分かれて、栃木県や群馬県などの険しい山道を含む国内約1800キロの道のりをチームリレーで完走した。参加したライダーは、がんで亡くなった家族や友人、現在、がんと闘っている仲間など、それぞれの想いを背にペダルを漕いだ。 また、ライダー以外の社員は山登りやウォーキングといった社内チャリティイベントを通じて、ライダーである同僚を応援するとともに、広く募金を呼びかけた。同社は引き続き、社会や患者への貢献につながるCSR活動を社員とともに推進していく。
◆古賀真美CNJ常務理事のコメント
60名のライダー、そして C2C4C を支えてくださった方々に心から感謝申し上げる。がんに罹患した患者のために「今できることをしよう!」とC2C4C に参加されたライダーの皆さんの熱い想いを、私達が引き継ぎ、充実した患者支援プログラムを実践していくことを約束する。がんの治療成績は向上してきたものの、まだ支援は必要である。キャンサーネットジャパンは、今後も、患者さんのために着実に行動を積み重ねていく。