ブリストル・マイヤーズ スクイブ(BMS)は15日、職場における LGBTQ+などの性的マイノリティへの取組みの評価指標である「PRIDE 指標 2024」において、二年連続で最高ランク「ゴールド」認定を獲得したと発表した。
これは、職場における多様性とインクルージョン推進の取り組みが評価され、社員一人ひとりが自分らしく働きやすい職場環境を目指す企業としての姿勢が認められた結果である。
BMSは「人材こそが最大の財産である」という理念のもと、性別や国籍、年齢に限らず、価値観や考え方、性自認や性的指向を含む幅広い多様性を受け入れている。
さらに、家族の定義も広く捉え、性別や法的婚姻関係、血縁関係を問わず、すべての社員とその事実上の家族に福利厚生を提供し、従業員が安心して力を発揮できる環境を支えている。
また、社員が異なるバックグラウンドを活かして成長し合える機会を提供するため、「ピープル&ビジネスリソースグループ」(PBRG)を43か国で展開している。世界全体で1万3000名以上、日本国内でも1000名を超える社員が PBRGに参加し、積極的に多様性とインクルージョンを推進していく。
PBRGは、職場環境の改善や意識啓発を目的とした年間のイベントやワークショップを通じて、異なる視点が尊重される職場文化の浸透を支援している。その中で、LGBTQ+インクルージョンを推進する「PRIDE Alliance」は、日本を含む複数の国で活動を展開し、社員が自分らしく働ける職場づくりを支援している。
BMSは、製薬業界全体における LGBTQ+課題の解決に向けた取り組み「Pharma Ally Japan」にも参画し、企業を超えた連携のもと、包括的な医療環境の実現を目指している。
◆スティーブ・スギノBMS代表取締役社長のコメント
二年連続でのゴールド認定を光栄に思う。BMSでは、社員一人ひとりがもつ多様な価値観や経験が、組織の成長と革新の源であり、深刻な病と闘う患者さんの命に貢献するという私たちの使命の推進力になると考えている。
全ての社員が自分らしくあることを認められ、その能力を最大限に発揮できる職場環境づくりを今後も続けていく。