住友グループは、⼤阪・関⻄万博への「住友館」出展にあたり、着々と準備を進めている。今回のパビリオン出展では、これまで培ってきた英知や技術、⼈材を集結させ、住友グループの総合⼒で社会課題に挑む。⼈々の⼼を動かし、時代に変化を与え、未来への希望を創出できるような展⽰や、夢のあるエンターテイメントを通じて、みなが集い語れる場にしていく。
「住友の森の⽊々たち」を屋根・外壁に約 1000 本使用
住友グループが保有する「住友の森」で先⼈たちが植えた⽊々たち。「1本1本の⽊々を無駄にしたくない、1本1本のいのちを⼤切にしたい」との想いから、約 1000本の⽊々を⽊材資源として余すところなく利⽤し、⽊のぬくもりと安らぎのある「住友館」をつくりあげている。
⼤阪万博が開催された 1970(昭和 45)年に植えた⽊々も活⽤「住友館は時を超えて、めぐる。」
建物の⼊⼝周辺の外壁には、⼤阪万博が開催された 1970(昭和 45)年に植えた「住友の森のスギ」を活⽤。⽊々を積み重ねるように取り付けることで「樹⽊の年輪や⼤地の地層」を表現している。
住友の発展の礎である四国”別⼦の嶺”から着想を得て、⼭々が連続するシルエットを表現した屋根や外壁には「住友の森のヒノキ」を合板へ加⼯し活⽤している。
今年 12 ⽉下旬に建物が完成予定、2025 年の竣⼯に向け、展⽰・内装⼯事を進⾏中
住友館は、2 つの展⽰体験を発表している。1つ⽬は、ここにしかない森の中を巡るインタラクティブ体験「UNKNOWN FOREST〜誰も知らない、いのちの物語〜」。2 つ⽬は、2025 年より先の未来に向けて苗⽊や⼟に触れる体験型プログラム「植林体験」の実施である。
住友館の⽬⽟!「UNKNOWN FOREST」
◆「UNKNOWN FOREST〜誰も知らない、いのちの物語〜」
住友は、⻑い時間を重ねてきた森との関わりの中で、森にある多様な価値を⾒出した。今まで聞こえなかった、⾒えなかった、⾒過ごしていた、いのちの物語を語り、触れて貰える場所である。我々⼈間では知ることができなかった学びをここにしかない森の中で、来場者のみなさまにはランタンを⽚⼿に、光や⾳を⽤いたインタラクティブな体験を通し、様々ないのちの物語/UNKNOWNと出会う機会を提供する。
図
来場者は⼿にした「ランタン」を通じて、森の声を聴き、いのちの物語を⽬の当たりにする
光や⾳を⽤いた、想像を超える感動体験が森の中で待ち受ける
◆UNKNOWN FOREST “パフォーミングシアター”
森を巡る体験を終え、来場者の前に現れるのはおよそ幅 20m×⾼さ 7.5mの「パフォーミングシアター」。空間に漂う⾵や霧が来場者の感覚を揺さぶり、複層の映像スクリーンと⾳楽・⼈が融合する⼤迫⼒の演出で UNKNOWN FOREST のクライマックスを迎える。
⾵や霧が漂う、およそ幅 20m×⾼さ 7.5m の「パフォーミングシアター」
複層の映像スクリーンを⽤いた映像・⾳楽・⼈が融合した幻想的で⼤迫⼒の演出が展開される
「植林体験」では万博期間中、約 1 万本の苗⽊を⽤意
◆「植林体験」
2025 年よりも先の未来に向け、みなさまにも参加いただける「植林体験」イベントを実施。万博期間中に、苗⽊を約1万本⽤意し、苗⽊や⼟に触れる体験型プログラムを実施する。これらの苗⽊は、住友館の建築の為に伐採した跡地を含めた「住友の森」に植林され、数⼗年後、数百年後の未来へと継承されていく。
植林体験を通して、森林と⼈との関係や森林循環の重要性を学びながら、森や⾃然と向き合い、未来へ想いを馳せる⼤切さを感じ続けるキッカケを提供する。
様々な分野のクリエイターとのコラボレーションにも注⽬
住友館は、様々な分野のクリエイターとのコラボレーションを予定している。既に対外的に発表している UNKNOWN FOREST の展⽰体験コンテンツのコラボレーションや、住友館アテンダントスタッフのユニフォームの他、2025年4⽉13⽇の開幕に向けて順次発表をしていく予定である。
クリエイターコラボ「リト@葉っぱ切り絵」
情熱⼤陸などのメディア出演や、24年6⽉に福島で⾃⾝のミュージアムをオープンさせた「葉っぱ切り絵アーティスト」のリトさんとコラボレーションしたUNNOWN FORESTの展⽰体験コンテンツを展開
https://sumitomoexpo.com/topics/creatorcollaboration_litoleafart/
クリエイターコラボ「⼤野 陽平⽒(YOHEI OHNO デザイナー)」
⽇本発のインディペンデントブランドとして⽴ち上がり、コレクションへの評価や若者から⽀持をされる「YOHEI OHNO」とコラボレーションしたアテンダントスタッフのユニフォームの制作
https://sumitomoexpo.com/topics/creatorcollaboration_yoheiohno/
今後発表予定の住友館のコンテンツなど
パビリオンに採⽤される住友グループ各社の先端技術や、様々なクリエイターとのコラボレーション施策、UNKNOWN FOREST や植林体験とは異なる参加型デジタル施策や催事などの情報公開を 2025 年 4⽉13⽇の開幕に向けて順次発表していく予定である。
2024 年 10 ⽉ 13 ⽇には開幕半年前の節⽬を迎える。住友グループが持つ様々な⼒を集結させ、2025年⼤阪・関⻄万博の機運を⾼める活動を展開していきます。1 つのいのちから様々ないのちが⽣まれ、めぐりめぐってひろがっていく森のように、我々⼀⼈ひとりの⼀歩が、⼤きなうねりをつくると信じ、豊かな未来に向けて、より⼀層盛り上げていく。