TNFD提言に賛同しTNFDフレームワークに沿った情報を開示 小野薬品

 小野薬品は8日、自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)フレームワークに沿った情報開示の準備を進め、同社事業活動における自然への依存と影響を確認するとともに、リスク・機会の特定、および対応策を整理してこれらの情報を開示したと発表した。同開示は、同社が2023年9月情報開示の最終提言に賛同を表明し、本年7月にTNFD Adopte2 に登録したことによるもの。
 同社は、中長期環境ビジョン(ECO VISION 2050)のもと、「脱炭素社会の実現」、「水循環社会の実現」および「資源循環社会の実現」に向けて、事業活動に伴う温室効果ガス排出、水使用量および廃棄物の削減に取り組んでいる。これらの地球環境に関する取り組みに加え、生物多様性についても取り組みを加速させるためにTNFD提言に賛同し、関連情報を開示した。同社では、今後も定期的に自然関連のリスクと機会を見直し、順次更新していく予定である。
 小野薬品は、革新的な医薬品の創製によって社会に貢献するとともに、ネイチャーポジティブ の実現に貢献できるように、事業活動全般における環境負荷を最小限にとどめる取り組みを推進していく。

タイトルとURLをコピーしました