FLJの「フェアトレード・ワークプレイス」第1号企業として登録 アストラゼネカ

 アストラゼネカは1日、特定非営利活動法人フェアトレード・ラベル・ジャパン(FLJ)が新しく開始した「フェアトレード・ワークプレイス登録制度」におけるフェアトレード・ワークプレイス 第1号企業として登録されたと発表した。
 同登録制度は、社員食堂等の飲食・物品・制服などを国際フェアトレード認証製品に切り替え、年間を通して継続的に調達している企業が参加できるもの。  2024年2月より、日本法人の社内カフェでの国際フェアトレード認証のコーヒーと紅茶の提供を開始し、5月までに 6700 杯以上を従業員やオフィス来訪者に提供している。
 また、FLJ協力のもと、「コーヒー2050年問題」や消費者としての社員一人ひとりの行動が、労働者の人権擁護など生産者や社会にどのような影響をもたらすかについて、従業員向けの勉強会を開催し、その内容を SNS で配信するなど、社内外におけるフェアトレードの普及推進活動に努めてきた。
 アストラゼネカは、今後も社内での国際フェアトレード認証製品の提供を通じ、生産者の労働環境や生活水準の保証、さらには自然環境に配慮された持続可能な取引の実現の一助となるよう引き続き尽力していく。

◆吉越悦史アストラゼネカ最高財務責任者のコメント
 アストラゼネカの行動基準の一つとして、あらゆる状況において正しい行動をとっていくことを掲げ、児童労働や搾取などを禁じた調達ガイドラインを策定している。
 国際フェアトレード認証商品を取り入れていくことで、我々の生活が、途上国の生産者によって支えられていることを認識し、企業としての責任ある購買行動を続けていく。

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