住友ファーマは24日、レジリエンスジャパン推進協議会が実施する2024年度第3回国土強靱化団体認証「レジリエンス認証」において、「事業継続および社会貢献」の認証を取得したと発表した。
国土強靱化団体認証「レジリエンス認証」は、内閣官房国土強靭化推進室が 2016 年 2 月に制定した「国土強靱化貢献団体の認証に関するガイドライン」に基づき、レジリエンスジャパン推進協議会が事業継続に関する取組を積極的に行っている企業などを認証する制度だ。
同認証制度は、大企業はもとより、中小企業、学校、病院等各種の団体における事業継続の積極的な取組を広げることにより、すそ野の広い、社会全体の強靭化を進めることを目的としている。
住友ファーマグループは、「人々の健康で豊かな生活のために、研究開発を基盤とした新たな価値の創造により、広く社会に貢献する」を理念としている。同社の社会的使命である医薬品の安定供給という観点から、多様な災害や想定外の事態に対応した事業継続計画(BCP:Business Continuity Plan)を策定した。
さらに、同社のリスク管理の強化およびBCPの実効性向上を図るため、教育・訓練の実施等による継続的なマネジメントサイクルを確立し、持続的な事業継続マネジメント(BCM:Business Continuity Management)に取り組んでいる。また、社会貢献活動の一環として、社員がボランティア休暇制度を利用した復旧支援活動や物資の提供などの支援に取り組んできた。
これらの取組が評価され、今回の「レジリエンス認証 事業継続および社会貢献」認証取得となった。
住友ファーマは、今後も、事業継続力を高める取組の推進により、持続可能な社会の実現に貢献し、持続的な企業価値の向上につなげていく。