塩野義製薬は15日、抗インフルエンザウイルス薬「ゾフルーザ」(台湾商品名:紓伏效)について、台湾衛生福利部食品薬物管理局(TFDA)より小児適応追加承認を12日付で取得したと発表した。
同社グループ会社の台湾塩野義が取得したもので、対象は、5歳以上12歳未満かつ体重20㎏以上の小児におけるインフルエンザウイルス感染症の治療およびインフルエンザウイルス感染者との濃厚接触後の発症予防。
台湾では、台湾塩野義が「成人および12歳以上の小児における、急性A型、B型インフルエンザウイルス感染症の治療およびインフルエンザウイルス感染者との濃厚接触後の発症予防」を適応症としてゾフルーザを販売している。
新たに追加承認された適応により、5歳以上12歳未満かつ体重20kg以上の小児に対しても、インフルエンザウイルス感染症の治療および発症予防における新たな選択肢として貢献することが期待される。