武田薬品は9日、4月17日の「世界血友病デー」に向けて、本年もWeb公開セミナー開催、献血を通じての血友病およびその他の血液疾患への理解促進、従業員が歩くことで寄付につながる「チャリティウォーク」開催の3つの取り組みを実施すると発表した。
同社は、血友病領域におけるリーディングカンパニーとして、グローバルおよび日本において、血友病やその他の血液疾患への理解促進を目指し、さまざまな活動を継続的に展開している。本年実施する3つの取り組みの概要は、次の通り。
1、 Web公開セミナー2024
武田薬品では、10年以上前より、毎年世界血友病デーに合わせてWeb公開セミナーを実施している。本年は、4月13 日（土）19:00-20:00に「みんなの“やりたい”を“できる”に！」をテーマに実施する。
同セミナーでは、医師に加え、血友病患者さんをお招きし、講演・パネルディスカッションを展開する。詳しい情報は、血友病の情報サイトヘモフィリアステーション内https://www.hemophilia-st.jp/baxweb/movie_2024.htmlより閲覧できる。
2、 献血
同社は、従業員に対して全国の献血会場での献血への協力を呼びかけるとともに、日本赤十字社の協力のもと、大阪本社で4月15日（月）、グローバル本社で16日（火）に献血を行う。グローバル本社においては4年連続の実施となり、大阪本社では初めての実施となる。
血友病を含む希少血液疾患において血液製剤は必要不可欠であり、同社では、血液製剤の製造に深く関与する献血活動は同社従業員が貢献できる活動の一つであると考えている。
３、 チャリティウォーク
同社は、昨年より従業員が自身の意志で希望する患者団体に支援をすることができる「チャリティウォーク」を実施している。チャリティウォークは、「いつでも、どこでも参加が可能で歩くことにより支援につながる」チャリティイベントだ。
同イベントは5月20日（月）から６月20日（水）まで実施予定で、本年も昨年に引き続きヘモフィリア友の会全国ネットワークが寄付可能な患者団体の1つとして決定された。
ヘモフィリア友の会全国ネットワークは、日本各地で活動中である血友病患者会の地区会を横断する緩やかな連絡体で、血友病患者さん及びその関係者との連携強化を図る事業を行い、血友病患者さんをとりまく諸問題に関して、よりよい方向性を形作ることを目的に活動している。
