2024年を医薬品業界飛躍の初年度に 手代木功大阪薬業クラブ会長

新年のあいさつをする手代氏氏

 大阪の薬業関連産業の進歩と普及、会員相互の知識増進・親睦、地域の健康増進、公共福祉への寄与を目的に活動する大阪薬業クラブの新年互礼会が5日、同クラブ(大阪市中央区)で開かれた。
 手代木功大阪薬業クラブ会長(塩野義製薬会長兼社長CEO)は、まず、1月1日に発生した能登半島地震で亡くなった人々に哀悼の意を表明した後、「不安な新年を迎えたが、こういう時こそメーカー・卸を含めた医薬品産業が、国民の皆様方に安心・安全を届けるために自分達の成すべきことをきちんと行って邁進すべきである」と訴えかけた。
 その一方で、「昨年、世界的に日本の製造業に対して大きな異議が投げかけられた。特に医薬品産業は、品質問題、様々な不正、物流の停滞が発生し、大きな危機にさらされている」と指摘し、「本日出席の皆様方には是非先頭に立って改めて品質・コンプライアンスを推進して頂きたい」と述べた。
 手代木氏は、昨年末の中医協の審議にも言及し、「上野製薬協会長、岡田日薬連会長らのご健闘により、トーンが少し変わった」と強調。その上で、「ドラッグラグ、ドラグロス、まっとうなイノベーションの評価についてわが国の価格制度のみならず医薬品を取り巻く環境をどうプラスに動かしていくかの端緒が見えた。今年は、一定以上の価格や品質をどのように協会として守っていくのか大事な1年になる」との見解を示した。
 最後に、「辰年は、良い方向に向かう1年と言われている。昨年までの薬業界を取り巻く厳しい状況を変えて、2024年を飛躍の初年度になるように皆さんのご協力をお願いしたい」と呼びかけた。

乾杯の音頭を取る樋口氏

 その後、樋口敦子副会長(住友ファーマ常務執行役員)の乾杯の音頭で、久々のリアルでの会員懇談会が繰り広げられた。
  

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