第一三共は25日、抗悪性腫瘍剤「ヴァンフリタ錠」について、同日、国内で急性骨髄性白血病(AML)一次治療の適応追加承認を取得したと発表した。適応は、FLT3-ITD変異陽性の急性骨髄性白血病。
同適応については、FLT3-ITD変異を有するAML患者への一次治療を対象としたP3試験(QuANTUM-First)結果に基づき、昨年8月に国内で適応追加申請を行っていたもの。
同剤は、AML一次治療における寛解導入療法期、地固め療法期及び維持療法期を通して承認された、国内で初めてのFLT3阻害剤である。