がん患者向け治療生活サポートツール「michiteku」提供開始 michiteku

がん告知直後の心のケア・ヘルスリテラシー向上をサポート

 小野薬品子会社のmichiteku(本社:東京都)は24日、がん(大腸 がん、胃がん)患者の治療や生活をサポートするツール「michiteku」β版を開発し、提供を開始したと発表した。
 「michiteku」は、がん患者が主治医から提案された治療内容を理解し、病気や治療などに関する知識を深めることのサポートを目的に開発された。
 日本人のおおよそ2人に1人ががんと診断されると推定されている。がんの医療の進歩や早期発見・治療によりがん患者の生存率は着実に向上し、がんは不治の病から「がんと共に生きる」という側面が強くなってきている。
 こうした中、がん患者が直面する身体的・精神的・社会的・心理的な苦痛は、相互に影響し合い、複雑で多岐にわたっている。
 michitekuは、そのようながん患者の負担や社会的な課題を解決するために、まずは、大腸がん・胃がんの 患者を対象にがん告知直後から治療の意思決定までのがん患者の心のケア、がん分野における知識や理解力(リテラシー)向上に焦点を当てた患者へのがん治療や生活支援ツール「michiteku」を開発し、提供している。
 がん患者にとって、数多くの情報から自分に合った信頼のできる情報を探すのは困難である。また、多くのがん患者は、医師より告知を受けてから不安な気持ちを抱えながら短い時間で治療の方針を決めなければなららい。加えて、仕事やこれからの生活など治療以外にも考えなければならない事柄もたくさんある。
 こうした中、患者の不安を最小限にして治療を開始できるように、がん患者の治療への向き合い方や生活のサポートに繋がると期待されるのが「michiteku」だ。
 同社公式サイト(https://michiteku.com)より会員登録を行えば、すべての機能を無料で使用できる。「michiteku」の主な機能は、次の通り。

◆治療のしおり
 同社の公式サイトより登録した治療状況などに合わせて、疾患や医師の話を理解するために必要な情報が提供される。
 また、がん、その治療、治療における副作用のことはもちろん、仕事や生活など治療に向けて不安に感じることに対して役立つ情報も併せて読める。
 これから起きそうなこ とを把握し、わからない点や気がかりとなる点をできるだけ理解するのにも役立つ。
 なお、「michiteku」内で提供される情報は、すべて医師や各分野の専門家の監修の下、オリジナルで制作されており内容の信頼性を高めている。

◆医師に確認すること
 診断内容や治療方針などについて医師に確認する事柄を忘れないように、不安に感じている点、気になっている点をあらかじめ質問集からチェックし、治療方針を決めるための医師との面談に備えられる。

<michiteku ツール画面イメージ>
 michitekuでは、「がんになっても怖くない、誰もがそう思えるような世界をつくる」をビジョンに掲げ、こうしたがん治療に際して不安を抱くがん患者の治療や生活を一緒に考えるツール「michiteku」を提供している。

 今後も、告知直後の意思決定の支援をはじめとし、がん患者の罹患後の治療や生活に役立つブラン ドとして成長を目指し、がん患者を取り巻く社会的な課題の解決に向けて取り組んでいく。


 

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