第一三共は19日、開発中の新型コロナmRNAワクチン(DS-5670)について、オミクロン株対応2価ワクチンによる追加免疫に対するP3試験における最初の被験者への投与を開始したと発表した。
同試験は、国内既承認新型コロナワクチンによる初回免疫及び追加免疫完了済みの健康被験者約1400名を対象とし、DS-5670(オミクロン株対応2価ワクチン)の有効性と安全性について、国内既承認新型コロナワクチン(オミクロン株対応2価ワクチン)を対照に評価するP3相試験である。
第一三共は、同試験結果をもとに、オミクロン株対応2価ワクチンの承認取得および、さらなる新変異株に対応したmRNAワクチンの供給を目指す。