日本製薬医学会よりメディカル・サイエンス・リエゾン認定制度認証取得 住友ファーマ

 住友ファーマは7日、日本製薬医学会(JAPhMed)より「メディカル・サイエンス・リエゾン(MSL)認定制度に対する認証」を3月28日付で取得したと発表した。
 近年、製薬企業において全ての患者へ最適な医療を届けるため、次の2点の展開が推進されている。
 ①アンメット・メディカル・ニーズを充足させる医学的・科学的なエビデンスを構築し、医療関係者などへ情報発信を行う。
 ②高度または最新の科学的知見などを用いて、社外医科学専門家と医学的・科学的な交流を行うメディカルアフェアーズ活動が高まっている。
 中でも②を主として担うメディカル・サイエンス・リエゾン(MSL)が注目されている。
 MSLには、高度な専門知識、科学的中立思考、高い倫理観を持つことが強く求められており、適切な社内の教育体制や認定制度の実施が求められる。
 JAPhMedは、各社の社内 MSL 認定制度に対する第三者評価としての認証活動(MSL 認定制度第三者認証事業)を実施している。
 今回、JAPhMed による販売促進活動からの独立性(コンプライアンス体制)、医学・科学性、教育体制の3つの観点からなる認証基準に基づき、書面・実地審査等を含めた認証プロセスを経て、同社のMSL認定制度が適切に実施されていることが評価され認証された。
 住友ファーマは、引き続き適切な MSL活動の推進および向上を通じて、患者や医療に貢献していく。

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