創業10周年を機に「経営理念を改定 ファンペップ

 創薬系バイオベンチャーのファンペップは24日、創業10周年を契機に4月1日付で経営理念(Mission Vision Value)改定すると発表した。
 2013年10月11日、大阪大学大学院医学系研究科の機能性ペプチドの研究成果実用化を目的に設立された同社では、創業時に定めた経営理念に基づき、ペプチドの機能の可能性を追求してきた。
 今回、創業10年を迎えて、これまでに培ってきたペプチド技術を振り返るとともに、自社の強みを生かした今後の事業展開について議論を重ね、今回、新経営理念として次のMission Vision Valueを決定した。

◆Mission
ファンペップは、ペプチド技術を追求し、人々が幸せに暮らせるように貢献する。

◆Vision
ペプチドで元気を世界へ
元気とは、心身の活動の源となる力。健康とは、心身が健やかなこと。
私たちファンペップは、ペプチドの研究開発を通じて、世界の人々を健康にするだけではなく、元気を与えられるような会社を目指す。

◆Value
 私たちは、誰よりもペプチドの可能性を信じ、困難な課題に挑戦し、追求する。

・私たちは、互いを尊重し、感謝し合い、協同する。
・私たちは、私たち自身が常に健康を意識し、元気であり続ける。
・私たちは、人々に活力を与えるペプチド製品を世の中に提供していく。
 独自のペプチド技術を活用し、画期的な医薬品を創出する。
 抗体誘導ペプチドを「次世代ワクチン」として完成させるために尽力する。
 医薬品に限らず「ペプチドヘルス」「ペプチドコスメ」など新たな市場を開拓する。

 ファンペップグループの強みは、様々な機能をもつペプチドを創生していく技術にある。この技術によって、大阪大学大学院医学系研究科で発見された機能性ペプチド「AG30」を起源として機能性ペプチドが創生され、皮膚再生機能をもち抗菌機能もある機能性ペプチド SR-0379 を皮膚潰瘍治療薬として開発。また、免疫を活性化する機能をもつ機能性ペプチド AJP001を創薬プラットフォーム技術として用いることにより次世代ワクチン「抗体誘導ペプチド」の研究開発パイプラインを創出している。

機能性ペプチド創生の経緯


 
   

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