インフルエンザmRNAワクチン　AMEDの「ワクチン・新規モダリティ研究開発事業」に採択　第一三共

　第一三共は9日、開発中のインフルエンザmRNAワクチンについて、日本医療研究開発機構（AMED）が実施する令和4年度「ワクチン・新規モダリティ研究開発事業（一般公募）」の「重点感染症に対する感染症ワクチンの開発」に採択されたと発表した。
　同社は、採択課題である「インフルエンザワクチンに関する研究開発」において、インフルエンザ予防に係る多様なニーズに対応するために、自社で開発したmRNA技術の適用を図っていく。
　今後は、AMEDからの支援を得てパンデミックに備えたインフルエンザワクチンの実用化を推進する。
　第一三共は、これまでに培ったmRNAワクチンに係る経験を活かして、同採択課題を推進し、国が定める重点感染症に対するワクチンの実用化に向けて積極的に取り組んでいく。