武田技研サービス(本社:大阪市淀川区)は5日、同日付けで代表取締役社長に井筒大介氏が就任したと発表した。同人事異動は、5日に執り行わた武田技研サービスの臨時株主総会で承認済み。
同社は、親会社の武田薬品のノウハウを基礎とした高い専門性と品質で、武田薬品をはじめとする製薬企業の医薬品・治験薬の製造・研究等の支援業務を行っている。
製薬業界を取り巻く事業環境の変化により、これまで以上にGMP強化、そのための業務の精緻化が求められる中、武田技研サービスにおいてもGMPのさらなる強化を目指した変革を実施していく。
そこで、今回、武田薬品の国内外の製造部門において、サプライチェーンを含む多岐にわたる業務を長年にわたってリードした経験を有し、工場におけるGMP業務を推進してきた井筒氏を同社代表取締役社長に選任した。
井筒氏は、1968 年 11 月16日生れ。1993年3月京都大学大学院農学研究科修士課程修了。1993年4月武田薬品入社。
2003 年4月武田アイルランドTechnical Liaison Manager、2007年4月武田アイルランドTechnical Liaison Director、2010年4月製薬企画室製薬戦略G主席部員、2015年4月大阪工場生産管理グループ グループマネジャーを歴任。
2020年1月大阪工場サプライチェーン室室長、2022 年11月 Global Manufacturing & Supply, Strategy & Business Excellence Japan, Directorを経て、2023年1月5日武田技研サービス社長に就任した。