日本国内製薬企業・研究機関やバイオテクノロジー企業との連携促進
ブリストル マイヤーズ スクイブ(BMS)は、10月13日から6回目となるジャパン・パートナリング・ウィークを開催した。同ウィークは、日本の企業、研究機関とのパートナーシップ構築を目的として、BMSが毎年開催している事業開発イベントのひとつ。
同イベントは、BMSの日本におけるオープンイノベーション活動(Japan Open INnovation:JOIN)の一環でもあり、新しい治療法へとつながる可能性のあるイノベーションを有する国内の研究機関やバイオテクノロジー企業、製薬企業と連携し、革新的な医薬品開発の加速化を目指している。
同社は、現在10を超える提携プロジェクトを日本全国の大学やバイオテクノロジー企業と進めている。また、15社を超える日本の製薬会社ともこれまで様々なアライアンスを築いてきた。
今年のジャパン・パートナリング・ウィークでは、10月12日から14日まで横浜で開催されたアジア最大級のパートナリングイベント「BioJapan」において、BMS主催セミナーを実施した。
セミナーでは、米国本社および日本の幹部が、ブリストル マイヤーズ スクイブグローバルおよび日本アジアにおける開発の初期から後期段階までの事業開発戦略や注力領域について説明。日本の製薬会社、大学などの研究機関、バイオテクノロジー企業、ベンチャーキャピタル企業などから約100名が参加した。
加えて、その後約一週間にわたり、それら外部機関との個別の面談を実施し、今後のパートナーシップ締結に向けて活発な意見交換を行った。
◆ジャン クリストフ・バルランBMS代表取締役社長のコメント
心のこもったイノベーションを掲げる業界のゲームチェンジャーとして、サイエンスを通じて、患者さんの人生に違いをもたらすというビジョンの実現に向けて、社内での創薬のみならず外部とのパートナーシップ構築を積極的に進めている。
特に、日本には有望なシーズを有する研究機関やバイオテクノロジー企業が数多くあり、将来的な協業に向けた話し合いを続けている。JOINでのパートナーシップを通じて、基礎研究から臨床開発への流れを加速し、革新的な治療薬を日本を含む世界中の患者さんに一日も早くお届けできるよう努めていきたい。