LGBTQへの取り組みを評価する「PRIDE 指標」で 3 年連続「ゴールド」受賞 住友ファーマ

 住友ファーマは10日、職場における LGBTQ(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クイア/クエスチョニング)などの性的マイノリティに関する取り組みを評価する「PRIDE 指標 2022」において、最高評価の「ゴールド」を受賞したと発表した。
 同社は、2020年から3 年連続で「ゴールド」を受賞している。「PRIDE 指標」は、2016年に日本初の職場における LGBTQ への取り組みの評価指標として、任意団体「work with Pride」が策定したもの。
 同指標は、LGBTQの人々が誇りをもって働ける職場の実現を目指して「PRIDE 指標」という名称で、次の5つの評価指標によって評価する。
1、Policy (行動宣言)
2、Representation (当事者コミュニティ)
3、Inspiration (啓発活動)
4、Development (人事制度・プログラム)
5、Engagement/Empowerment (社会貢献・渉外活動)

 住友ファーマは、「行動宣言」における「実践の手引き」に、性的指向、性自認に関する差別的言動を行わないことを明記している。特に、近年は、役職者を含む全従業員を対象に、LGBTQ への正しい知識の習得と LGBTQ への理解促進を目的とした研修やセミナーを開催している。
 また、多様なセクシュアリティに関する相談窓口を設置するほか、LGBTQ の理解者・支援者である ALLY の輪を広げるために当社オリジナルのALLYステッカーの配布等、ALLY 活動にも取り組んでいる。
 同社は、全ての従業員が互いの考え方や価値観の違いを理解し認め合うことによって、LGBTQの人々を含めたすべての従業員が最大限に能力を発揮できるよう、引き続き取り組みを進めて行く。

タイトルとURLをコピーしました