ブリストル マイヤーズ スクイブ(BMS)は8日、Reblozylについて、赤血球輸血を必要とするVery low、lowまたはintermediateリスクの成人骨髄異形成症候群(MDS)患者の一次治療薬として評価したP3相非盲検無作為化試験(COMMANDS試験)で肯定的なトップライン結果を取得したと発表した。
COMMANDS試験において、ヘモグロビン値の上昇を伴う赤血球輸血非依存性(RBC-TI)で統計学的に非常に有意かつ臨床的に意義のある改善を示し、主要評価項目を達成した。
これは、独立評価委員会を通じて実施されたあらかじめ計画された中間解析の結果に基づくもの。
安全性に関しては、MEDALIST試験(NCT02631070)で認められた安全性プロファイルと一貫しており、新たな安全性シグナルは認められなかった。
今後、BMSでは、COMMANDS試験のデータの評価を完了させ、今後の学会での詳細な結果の発表に向けて治験担当医師と連携するとともに、規制当局と協議していく予定である。
◆ノア・バーコウィッツBMS血液領域開発担当シニア・バイスプレジデント(M.D.、Ph.D.)のコメント MDS患者さんの貧血の治療は進歩しているものの、赤血球輸血を必要とするMDS患者さんは、依然としてより有効な新しい一次治療薬を強く必要としている。
COMMANDS試験の肯定的な結果を嬉しく思うとともに、今回の重要なデータを発表できることを楽しみにしている。