インライン製品が良好な売上記録 ブリストル マイヤーズ スクイブ2022年第3四半期業績

 ブリストル マイヤーズ スクイブ(BMS)は8日、2022年第3四半期の業績を発表。第3四半期においては、インライン製品が良好な売上を記録したほか、新製品ポートフォリオが成長した。
 第3四半期の総売上高は112億ドル。インライン製品と新製品ポートフォリオによる売上高は8%増(為替変動の影響調整後は13%増)と好調な成長を達成した。
 第3四半期の1株当たり利益は0.75ドル、非GAAPベースの1株当たり利益は1.99ドル。GAAPベースおよび非GAAPベースの1株当たり利益には、取得したIPRD1費とライセンス収入による0.02ドルの純増が含まれる。
 中等症から重症の尋常性乾癬の成人患者を対象としたファースト・イン・クラスのTYK2阻害剤であるSotyktuTMの米国FDAによる承認により、新製品ポートフォリオを強化した。重要な薬事および臨床マイルストーンを達成し、製品パイプラインが引き続き進展する。
 第3四半期においてTurning Point Therapeutics社の買収を完了し、プレシジョンオンコロジーポートフォリオを拡充する。2022年のGAAPベースの1株当たり利益見通しを調整し、非GAAPベースの1株当たり利益見通しを再確認した。

◆ジョバンニ・カフォリオBMS取締役会会長兼CEO(M.D.)のコメント
 当期の堅調な業績は、インライン製品と新製品のポートフォリオが成長したことを反映している。チームは引き続きパイプラインの進展に向けて、中等症から重症の尋常性乾癬を対象としたファースト・イン・クラスのTYK2阻害剤であるソーティクツの承認を含め、重要な薬事・臨床マイルストーンの達成に取り組んでいる。
 今年ローンチした3つのファースト・イン・クラスの薬剤を含め、過去3年間に9つの新製品を上市し、多様な製品パイプラインを充実させることで、強固な基盤を築いてきた。
 BMSは、財務健全性に加え、有能な人材を擁しており、成長を達成して患者さんのために新薬の開発を進めるのに最適なポジションを確保している

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