女性の心とからだに寄り添い続ける花王の生理用品ブランド「ロリエ」は、10月の「乳がん」予防啓発月間と11月の「子宮頸(けい)がん」予防啓発月間中の、10月3日から11月30日まで、婦人科検診の啓発キャンペーンを実施している。
「ロリエ」ブランドアンバサダーである二階堂ふみと産婦人科医・対馬ルリ子氏の対談コンテンツやアーティスト・嶌村吉祥丸のコメント、乳がん・子宮頸がん関連のQ&Aコンテンツ「ロリエのカラダテスト」などを閲覧できる特設サイト「検診促進活動~女性たちの健康を願って~」を通じ、定期的な検診受診やセルフチェックや周囲の人とのコミュニケーションの大切さについてメッセージを発信している。
また、Twitterのリツイートによりがん予防・啓発団体への寄付に参加できる募金活動も実施している。
「ロリエ」は、女性の心とからだに寄り添い続ける活動の一環として、乳がん啓発を行う「ピンクリボン活動」、子宮頸がん啓発を行う「ティール&ホワイトリボン活動」を支援している。
2022年秋、生理のときこそ自分をいたわり心も体も大事にしてほしいという想いから、10月の「乳がん」予防啓発月間、11月の「子宮頸がん」予防啓発月間を機に、「それはカラダを知る一歩。婦人科検診」をメッセージとして特設サイト「検診促進活動~女性たちの健康を願って~」から、婦人科検診の受診に関心を持って貰い、その意義を理解できるような情報発信活動を展開する。
「ロリエ」ブランドアンバサダーである二階堂ふみインタビューなどのコンテンツなどにより、自身の受診や、家族や友人、パートナーに受診を勧めることが、早期発見と治療につながることを発信する。
特設サイト「検診促進活動~女性たちの健康を願って~」の概要とプログラム、対談内容の一部抜粋は次の通り。
【概要】
・開設期間:2022年10月3日(月)~11月30日(水)
・URL:https://www.kao.co.jp/laurier/womens_health/
【プログラム】
・二階堂ふみ×対馬ルリ子氏の対談コンテンツ
二階堂ふみと、産婦人科医・対馬ルリ子氏の対談記事では、二階堂が定期的に検診を受けるようになったきっかけや、受診の体験談などとともに、子宮頸がん患者は20代・30代で増加しているなど婦人科医による知見を伝える。
【対談内容一部抜粋】
・二階堂さんが定期的に婦人科検診に行くようになったきっかけを教えてください。
二階堂:23歳の時に初めて子宮頸がん検診を受けて、再検査の連絡がメールできていたんですけど、見落としてたんですね。別の相談で訪ねたときに、再検査をご提案いただいて、受けることになりました。
そもそも、それがウイルス性のものだということも知らなかったから、自分の体のことなのに、なんでこんなに何も知らないんだろうと、すごくびっくりして。
結局は大丈夫だったんですけど、そこから婦人科には定期的に行くようになりました。
・20代の検診受診率が低い現状について、どうお感じになっていますか?
対馬氏:検診をこまめに受けている方は、だいたい50代以上です。でも、残念なことに子宮頚がんは20代が一番多いんですよ。早いうちに受けに来てほしいんだけど、若い人こそ婦人科検診の必要があるということ自体が、まだまだ知られていないんですよね。 例えば海外だと 15歳から婦人科のかかりつけ医がつく国や、18歳になったら学校でみんな一緒に検診を受ける国もあるんですよ。
・これから婦人科を受診する方たちに向けてメッセージをお願いします。
二階堂:1回行って終わりではなくて、検診を続けていくとデータとして判断材料も増えますし、自分の体がどう変化しているかが分かりますよね。それはすごく大事なことだなって思っています。ネイルサロンや美容室で自分をケアすることと同じくらい、婦人科に行くことはすごく身近なことなんだって、同世代の方々にも感じてもらえたら嬉しいですね。
対馬氏:とにかく最初の検診がすごく大事。初回のハードルを、なるべく早く越えましょう。
婦人科は、女性にとって“1番安心できる場所”であるということを知ってほしいですし、生理が始まったらぜひ産婦人科医を健康管理のパートナーにしてほしいと思います。
また、20代に限らず、乳がん検診が重要な40代は、誰かのためにがんばる時期とも重なります。だからこそ、自分の事を後回しにしないで、定期的な検診を受けてほしいですね。