高品質な製品製造体制強化で永原直樹氏が社長就任 日本製薬

 日本製薬(本社:大阪府泉佐野市)は3日、代表取締役社長に10月1日付けで永原直樹氏が就任したと発表した。前社長の谷垣任優氏は退任した。
 今回の永原氏の代表取締役社長選任は、武田薬品の完全子会社として同社との連携を推進し、高品質な製品を製造する体制強化を目的としたもの。
 同社は、親会社の武田薬品との吸収分割に伴い、本年10月1日より、大阪府泉佐野市に所在する工場に本社を移転し、これまでに培った知見や経験、技術を基に、受託製造会社として事業を展開していく。
 こうした中、永原氏の持つ製造や製剤技術にかかわる戦略やビジネスエクセレンスの分野で数多くのマネジメント経験に白羽の矢が立てられ代表取締役社長に就任した。永原氏の略歴は次の通り。

【生年月日】 1963 年 4 月 14 日
【学 歴】 1989 年 3 月 岡山大学薬学部 大学院修士課程 修了
2007 年 3 月 岡山大学薬学部 大学院博士課程 修了
【職 歴】 1989 年 4 月 武田薬品工業株式会社 入社
2012 年 4 月 同 Chemistry, Manufacturing and Control (CMC) 研究センター
戦略企画部 部長
2013 年 4 月 武田アメリカ開発センター Head of Pharmaceutical Science
(シカゴ勤務)
2017 年 1 月 武田薬品工業株式会社 GMS 日本・アジア 企画推進部 部長
2018 年 10 月 同 GMS 戦略・プロジェクト・イノベーション 戦略ヘッド
2019 年 4 月 同 GMS Strategy & Business Excellence, Business Development &
Licensing Lead ‒ Corporate Business Development

タイトルとURLをコピーしました