往診で出会った都会の片隅の貴重な情景 新宿区 さこむら内科医院 迫村泰成

 いつもは外来で診ている、知的障害、独居の80代男性。未明から嘔吐、発熱あり。昼に往診しました。コロナ抗原検査は陰性、PCRも翌日陰性でした(良かったー)
 行ってみて、驚き!昭和レトロの1軒屋。終戦後、父の代より着物洗い、染め物などを営む。お父様が、知的障害のある息子に職人技術を仕込み、自立した暮らしができるようにしていた(立派である)。
 向かいの幼馴染の方が、ふだんからお世話してくれている(ご近所の力、これも昭和レトロ?)
黒電話(現役)。MyHER-SYSとは無縁の世界(入力できんもんね)


 もし、今回がコロナであれば、昭和レトロ世界ではやっぱり対面の対話「大丈夫かー?」が大事なのだと思いました。デジタルでは対応できない。
 往診は面白いねー ときに、こんな風景に出会える。

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