住友ファーマは3日、イーライリリーが開発したのGLP-1受容体作動薬「トルリシティ」(2型糖尿病治療薬)について、日本における販売提携を本年12月31日の契約期間満了に伴い終了すると発表した。
日本イーライリリーと住友ファーマは、トルリシティの国内における販売提携の契約を2015年7月に締結。同契約に基づき、日本イーライリリーが製造販売承認を有するトルリシティの販売・流通を住友ファーマが行い、医療従事者への情報提供活動は両社で行ってきた。
同契約の終了に伴い、2023年1月からは日本イーライリリーが販売・流通を担い、情報提供活動を行う。
住友ファーマは、本年12月31日をもって販売・流通および情報提供活動を終了する。
日本イーライリリーと住友ファーマは、これまでと同様の製品供給および適切な情報提供が滞りなく実施できるように、協力してトルリシティの移管業務を円滑に進めていく。