6月8日に「進化する医療機器への液剤塗布技術とは?」テーマにオンラインセミナー 開催 ノードソン

ノードソン(東京都)は、6月8日に「進化する医療機器への液剤塗布技術とは?」をテーマに、参加費無料でオンラインセミナーを開催する。 
 急速に少子高齢化が進行している日本において、生産年齢人口(15〜64歳)は1995年をピークに、減少の一途をたどっている。 こうした中、人口減少時代における労働力不足の影響により、医療機器をはじめとする製造業では、生産性の向上が喫緊の課題となっている。
 また、技術者も不足してきており、製造工程の自動化による、品質の維持・改善が必要となる。
 加えて、医療機器およびライフサイエンス産業においては、品質、製造工程の一貫性に関する厳しい基準を満たす必要があり、プロセスコントロールが重要となる。
 同社の厳格で安全な精密塗布ソリューションである「ジェットディスペンサー」は、非接触で液剤を飛ばして塗布することが出来るため、従来の塗布方式と比較して、生産タクトの大幅な短縮が可能だ。
 また、ワーク形状の影響を受けないため、塗布の安定性が向上し品質改善にも繋がります。カテーテルやニードル・バイアルといった多量かつ高品質での生産が求められるアプリケーションで、多くの採用実績がある。
 同セミナーでは、これらの内容について実際の事例や動画を交えながら紹介する。
 同セミナーに先立って、吉川 典子医工連携推進機構客員研究員が、「医療機器開発におけるアート思考とは」を演題に特別講演を実施する。
 吉川氏は、大阪大学大学院薬学研究科博士課程を修了後、医療機器センター調査部(PMDA前身)などを歴任後現職に就任。
 京都造形芸術大学で、医療のデザインを研究し、各地の産業支援組織のアドバイザーや新規医療技術向けコンサルティングも行っている。
 ノードソンは、接着剤、コーティング剤、シーラント、バイオマテリアル等のディスペンシングに加え、液剤管理、品質の試験・検査、プラズマ表面処理と硬化処理に使用する、製品およびシステムを設計・製造・販売している。
 アプリケーションに関する専門技術と世界規模の販売・サービス網によるサポート体制を世界35カ国以上で提供。パッケージング、不織布、電子機器、医療、家庭用電化製品、エネルギー、輸送、建築・建設、一般製品の組み立て・仕上げを含め、非耐久・耐久消費財の多様な市場に技術貢献をしている。ノードソンは、ノードソンコーポレーションの100%子会社で1969年に創業、東京都品川区勝島に本社を構えている。
 オンラインセミナーの概要は、次の通り。

◆日程:2022年6月8日 (水)
◆時間:15:00~15:50
◆定員:300名(定員に達し次第締め切る)
◆参加費:無料
◆登壇者
・第一部:NPO法人 医工連携推進機構 客員研究員 吉川典子氏=「医療機器開発におけるアート思考とは」

・第二部:ノードソンEFD事業部 中野元氏=「進化する医療機器への液剤塗布技術とは」~最新式のディスペンサーがカテーテルやニードル・バイアルへの塗布効率を改善~

◆申し込み:https://nordson-web.jp/seminar/detail22/  のサイトから

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