オムロン ヘルスケアとぴよログ は、育児管理アプリ「ぴよログ」の会員を対象に、子どもの検温に関する意識調査を実施した。
同調査は、未就園児から小学生までの子供をもつ「ぴよログ会員」3465人を対象に、インターネット調査で普段の体温計の使用状況やコロナ禍での子どもの検温に対する意識の変化を調べたもの。
その結果、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を機に「検温の機会が増えた」と回答した人は全体の7割(2476人)に上り、未就園児のみを持つ家庭でも同じく約7割に達した。
また、増えたと回答した人の検温頻度をみると、毎日・平日と回答した人が過半数を占め、検温が習慣化されてきていることがわかった。
今回の調査結果のポイントと詳細は次の通り。
【調査結果のポイント】
1、コロナ禍で検温の機会が増えたと回答した人は全体の約7割未就園児のみを持つ家庭の67.7%も増えたと回答。
2、コロナ禍で測定機会が増えた人の半数以上は、平日・毎日測定。
3、使用している体温計のタイプは、わきの下で測定するタイプがもっとも多く約6割、おでこ測定タイプが約2割で第二位。
4、子どもの検温を始める・継続するために期待する機能は「データ管理」と「子ども自身で測れる」こと。
【調査結果の詳細】
1、コロナ禍で検温の機会が増えたと回答した人は全体の約7割。未就園児のみを持つ家庭の67.7%も増えたと回答。
コロナ禍での検温の機会の増減を質問したところ、全体の71.5%、未就園児のみを持つ家庭でも67.7%が増えたと回答し約7割を占めた。これにより、体温の提出機会がほとんどない未就園児においてもコロナ禍での検温の機会が増加していることが浮き彫りとなった。
2、コロナ禍で測定機会が増えた人の半数以上は、平日・毎日測定。
コロナ禍で検温頻度が増えたと回答した2,476人(全体の71.5%)に測定頻度を質問したところ、41.8%が毎日、9.7%が平日と回答し、半数以上の家庭で平日および毎日の検温が定着していることがわかった。
3.使用している体温計のタイプは、わきの下で測定するタイプがもっとも多く約6割、おでこ測定タイプが約2割で第二位。
使用している体温計のタイプを質問したところ、わきの下で測定するタイプの体温計を使用している人が63.9%と最も多く、続いておでこで測定するタイプが19.7%、耳で測定するタイプが9.6%となった。
4、子どもの検温を始める・継続するために期待する機能は「データ管理」と「子ども自身で測れる」こと。
「今後、子どもの検温を始める・継続するのに必要なことは何か」と質問したところ「体温測定結果をデータで管理できること」が38%であった。測定した体温の結果をスマートフォンアプリなどでデータを管理したいというニーズの高さが判明した。
一方、自由回答では、子どもが計測中にじっとしていられないなど、未就園児の検温の難しさへの声も寄せられた。
「通信機能付き体温計MC-6800B けんおんくん」は、音波通信機能搭載で、体温測定結果をスマートフォンアプリ「OMRON connect(オムロンコネクト)」にデータ管理できるわきの下で測定するタイプの体温計だ。予測式なので約15秒で測定できる。また、スマートフォンとのペアリングも不要な音波通信を採用しているのでデータ転送が簡単。毎日の測定データをグラフで管理でき、CSVファイルでも出力可能なので、学校や職場等への報告に便利である。