岐阜大学医学部看護学科の社本生衣准教授は24日、「READYFOR」において、「心地よい洗髪でQOLの向上」を目指した洗髪槽製作のためのクラウドファンディングプロジェクトを公開した。
同プロジェクトの公開名は、「快適に、清潔に、負担なく洗髪するために。洗髪槽の製造費にご協力を。」で、450万円を目標に、同日から4月28日23時まで寄付を募る(プロジェクトURL:https://readyfor.jp/projects/gidai-senpatusou)。
岐阜大学では、日本初・国内最大級のクラウドファンディングサービス「READYFOR」を運営するREADYFOR株式会社と業務提携をし、さまざまなプロジェクトに挑戦している。
社本准教授の研究グループは、看護師、介護師等医療スタッフ、ご家族の皆さんの看護負担を軽減できる技術の構築を目指し、「洗髪」に関する研究を始め、「患者さんにも看護師にも優しい洗髪」を可能にした洗髪槽の開発を行った。
患者の移動を少なくして身体的な負担を減らし、また十分な湯量を使うことでしっかり洗い流せる構造にし、「ほんとに気持ちいい」洗髪を実現できるように研究・開発を続けてきた。
今回のクラウドファンディングプロジェクトは、「同洗髪槽の製作を進め、一人でも多くの、必要としている方に届けたいと」との思いで挑戦を決めたもの。