ウクライナへ抗てんかん剤350万錠支援 大日本住友製薬

 大日本住友製薬は22日、ウクライナへの人道支援目的として、欧州ジェネリック医薬品協会(Medicines for Europe)が提示した不足が懸念される医薬品リストに基づき、抗てんかん剤「エクセグラン錠」(一般名:ゾニサミド)を合計350万錠を寄付すると発表した。 発送方法については、今後、在日ウクライナ大使館等と連携する予定。また、ウクライナ政府保健省が提示した物資支援を求める医薬品リストには、カルバペネム系抗生物質製剤であるメロペネム水和物(一般名、製品名:メロペン)が掲載されており、同社は、メロペンの寄付についても検討を進めていまる。
 今後、輸送手段等の目途が立った段階での現地ニーズに基づき、メロペンの寄付を判断する予定にある。
 大日本住友製薬では、「ウクライナおよび周辺地域の人々が安全を脅かされ困難な状況に陥っている状況が一刻も早く解決され、平和で安全な生活が取り戻されることを願っている」とコメントしている。

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