大阪・関西万博 スペシャルサポーターにポリマ号が就任

2025年日本国際博覧会協会は18日、大阪・関西万博のスペシャルサポーターとして、世界最大級のソーラー船ポリマ号が就任すると発表した。
 今回、スペシャルサポーターに迎えるポリマ号は、化石燃料を使わず、風力、太陽光、水素エネルギーを動力源とするため、環境に負荷をかけることなく航海する。
 大阪・関西万博の閉幕まで世界中を航海し、海洋プラスチック汚染問題の研究・啓発活動を通じて、SDGsのゴール達成への貢献を掲げる大阪・関西万博のプロモーション活動に協力する。
 最初の活動として、同協会から2020年ドバイ国際博覧会に向けたメッセージを載せ、現在、開催地ドバイへと航海している。
 ポリマ号は、特定非営利活動法人ゼリ・ジャパンによるプロジェクト支援のもとに活動している世界最大級のソーラー船。
 プラスチック汚染や気候変動といった課題について世界に警鐘を鳴らす啓発活動をするとともに、科学者や起業家たちと連携しながら、搭載された数多くのテクノロジーを用いて、永続的な解決につながる糸口を見出し、新たなイノベーションを生み出すべく取り組んでいく。
 また、ブルー・オデッセイプロジェクトは大阪・関西万博のテーマ実践「TEAM EXPO 2025」プログラム/共創チャレンジの一環で行われている。

◆ゼリ・ジャパンコメント

 大阪・関西万博のテーマは、「いのち輝く未来社会のデザイン」。SDGsの達成を目指す、さまざまな取り組みとのコラボレーションが企画されている。
 ポリマ号の世界航海では、寄港地で大阪・関西万博の情報発信をするとともに、美しい自然や環境問題、海洋の歴史や文化、海洋に関わる先進技術などについても共有する。
 スペシャルサポーターとしての活動を通して、人々の問題意識が高まり、市民運動と企業活動がうまく相互作用し、さまざまな社会課題に対するソリューションが見つかることを願っている。

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