塩野義製薬は17日、2025年大阪・関西万博のテーマ事業「シグネチャーパビリオン」に協賛すると発表した。8人の専門家がつくる同パビリオンは、テーマをそれぞれの哲学から語り深める「署名作品」でもあることから、「シグネチャーパビリオン」と名付けられている。
なお、同社が協賛する「シグネチャーパビリオン」の具体的な内容など詳細については、今春以降の発表を予定している。
大阪・関西万博は、新型コロナ感染症を乗り越えた先の新たな時代において、「いのち」という原点に立ち戻り、自然界の中で生かされる様々ないのちに向き合い、持続可能な未来を模索する場として、「いのち輝く未来社会」をテーマに開催される。
150の国と25の国際機関の参加を目標とし、企業やNGO/NPO、市民団体等が、世界中から「いのち輝く未来社会」への取り組みを持ち寄り、SDGsの達成とその先の未来を描き出す。
そのための具体的な取り組みとして、各界のトップランナー8名が作り上げるテーマ事業「シグネチャーパビリオン」が建設される。
塩野義製薬は、中期経営計画「Shionogi Transformation Strategy 2030(STS2030)」において、従来の医療用医薬品を中心に提供する創薬型製薬企業から、ヘルスケアサービスを提供するHaaS 企業への変革を掲げている。
未来社会の実験場をコンセプトとする大阪・関西万博の中核事業である「シグネチャーパビリオン」への協賛は、同社のHaaS企業への変革に向けた取り組みを世界へ発信する貴重な機会になるものと期待される。万博の開催概要は、次の通り。
1.名称:2025年日本国際博覧会(略称「大阪・関西万博」)
2.テーマ:いのちの輝く未来社会のデザイン
(Designing Future Society for Our Lives)
3.開催期間:2025年4月13日〜10月13日
4.開催場所:大阪 夢洲(ゆめしま)
5.主催:公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
6.公式サイト:https://www.expo2025.or.jp/