京大発バイオマテリアルベンチャー企業BMGへの出資完了  小野薬品

 小野薬品は16日、医療用バイオマテリアル製品の研究開発および製造販売を業務とするBMGへの出資を完了したと発表した。
 小野薬品は、これまでの医療用医薬品の分野のみならず、ヘルスケア分野への投資にも積極的に取り組み、ベンチャー企業に対する投資や協業を通じて、健康寿命の延長と持続可能な社会の実現に貢献していく戦略を示している。
 BMGは、1983年に設立された京都大学発のバイオマテリアルベンチャー企業で、生体内で分解・吸収される医療用接着剤、LYDEXの開発に取り組んでいる。
 LYDEXは、優れた安全性に加え、簡便な操作による強い接着性が期待されており、現在、シーラント材として医療機器申請に向けた治験を実施している。

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