アストラゼネカと認定 NPO法人キャンサーネットジャパンは、10月14日に女性を対象とした卵巣がん疾患啓発イベント「わかる卵巣がん」~卵巣がんとうまくつきあうには?~をオンライン形式で開催する。
わが国において毎年新たに卵巣がんと診断される患者は約1万3000人に上る。初期の卵巣がんは自覚症状がほとんどないため、診断された時には進行しているケースが多いといわれている。
また、健康診断において、乳がんや子宮頸がんが乳腺や婦人科検診といったオプション検査で早期発見される可能性があるのに対し、現在のところ、卵巣がんに対して検診が有効であるという研究報告はなく、国が指針として定める検診はない。卵巣がんは、検診での早期発見が難しいがんと言える。
同イベントでは、専門医や卵巣がんサバイバーの講演や、卵巣がんに関する意識調査結果などを通じて、卵巣がんを取り巻く課題と最新情報をわかりやすく解説する。視聴者から集めた質問に登壇者が直接答えるセッションや、近日公開予定の LINE アカウント「わかる卵巣がん」の体験コーナーも設けている。
開催概要は、次の通り。◆日時:10月14 日(木)18:00~19:20
◆形式:オンライン
◆参加費:無料
◆参加申込:下記リンクより申し込む
https://bit.ly/398Isvy
◆登壇者: 藤原聡枝(大阪医科薬科大学 医学部 産婦人科学教室)、吉田ゆり(がんと働く応援団 代表理事/卵巣がんサバイバー)、栗原友(料理家/乳がんサバイバー)、増田美加(女性医療ジャーナリスト/トークセッションファシリテーター)の各氏。